Dedicated To You , But You Weren't Listening(1971)

The Keith Tippett Group
先日ちらりと書いた、いつの間にか出ていたキース・ティペット・グループの2nd。タイトルはソフト・マシーンの2ndの曲名からなのだろうな。メンバーは以下のとおり。
Keith Tippett piano, Hohner electric piano
Mark Charig cornet
Elton Dean alto sax, saxello
Nick Evens trombone
以下ゲスト(たぶん)
Robert Wyatt drums
Bryan Spring drums
Phil Haward drums
Roy Babbington double bass, bass
Nevile Whitehead bass
Gary Boyle guitar

これも、プログレファン、カンタベリーファンには脅威のメンツだ。もちろんホーン・セクションがソフト・マシーン3rdに参加した見返り(って言い方悪いが)だろう。
1stには叙情性があったが、こちらは徹頭徹尾、前衛的かつ、フリーキーかつパワフルなロック・ジャズ。例えば初期のウェザーはのりがロック的だったのだが、こちらは各メンバーの演奏のアグレッシブな姿勢がロック的なんだろうな。いずれにせよ、この時代でなければ存在しなかった音楽。