Fish Rising(1975)

Steve Hillage
ゴングも良く知らないアナログ時代からの愛聴盤、ゴング脱退後のソロアルバム。ゴングのメンバーと朋友Dave Stewart 、つながりは不明だがヘンリー・カウのリンゼイ・クーパーが参加。前にも書いたが、若い頃はカンタベリーは嫌いなジャンルだったが、(厳密にはこの人はカンタベリーのくくりにはおさまりきらないのだけれど)このアルバムの、特に脳天気ともいえる"The Salmon Song"ののりには、抗し難い魅力があった。なんせシャケの歌である、ジャケットと共に脱力感たっぷりだ。
ちなみに、この後は、ジャーマン・ロック(アシュラのマイケル・ゴッチング等)の先取りのようなアンビエント系に移行してゆく。
"The Salmon Song"の1977年のライブ映像はこちら
ttp://www.youtube.com/watch?v=24NQR8gRqXY
と思ったら、まあタイミングよく、今年紙ジャケでヒレッジのアルバムが復活しているではないか!一時期とは隔世の感あり・・・でも、もう手が出ないな。