ブルックナー 交響曲第9番

クナッパーツブッシュ指揮 バイエルン国立管弦楽団(1958)
例の大全集である。なんの理由も無くなんとなく聴いてしまう。
クナのブルックナー第9は1950年のものを2種聴いている事を以前書いた
さて、この1958年盤はクナにしては速めのすっきりしたテンポで、その分テンポの変化が目立たないため、シューリヒトのような美しさを持ってしまった。改訂版使用とはいえさすがクナ。
で、1楽章のみ前2種を聴いてみたら、1950/1/30が前回と違って響きの汚さが気になり、その分1950/1/28 が良く聴こえてきた。うーん、聴く時の気分で感想が変わってきてるのか?。難しいものだ。