ジミー・ペイジ

ジミー・ペイジはギターが下手だ、もしくは下手になった、という説がある。(ウィ○ペディア参照)確かにライブにおけるミス等をあげればその通りだといえる。
しかしこんな話がある。あるギタリストが格好いいと思って、ペイジのまねをしてギターの位置をえらく下げて弾いてみたら、左手のコードは押えづらいは、右手のピッキングはやりづらいは、あげくに手首が痛くて弾けなくなってきた、というのである。
つまりは、ペイジはライブで正確な演奏をする事より、ライブの視覚的効果をとったわけだ。(あの位置で弾いて、あれだけ動きながら、あれだけ弾けるのだから実はやっぱりすごいのだという事も成り立つ)
実際、デビュー当時の映像を見ると、低いは低いがピッキングの位置は骨盤ぐらいだが、「狂熱のライブ」あたりになるともう、太ももぐらいまで下がっている。
ミュージシャンはまずミス無しにやるのが大前提だろう、といわれれはそれまでだし、私は別にペイジのファンでもなんでもないから、擁護するつもりも無い。しかし、そういう事情があるということ。
しかし不思議なもので、わたしはライブでペイジがいくらミスしようが全く気にならない。そいうものをものともしない厳然たる魅力がこのバンドにあるというか、そういうのも含めた全体でツェッペリンに魅力を感じてしまっているというか。だから初期のライブでミス無しできっちり弾いていたりすると、かえって物足りなく感じたりするのである(笑)。