モンティ・パイソン アット・ザ・ハリウッド・ボウル(1982)

久々に、こっちを先に見たくなってしまった。
新旧コントにドイツ版(これもいずれ書く)の映像を組み合わせてあり、ある意味パイソン・エッセンスのてんこ盛りでファン必見。ニール・イネス、キャロル・クリーヴランドも大活躍。シット・オン・マイ・フェイス、グレアム・チャップマンの一人レスリング、ジョン・クリーズのバカ歩きはやはり絶品。
テリー・ギリアムもすっかりコメディアン振りが板についている。先日書いた「げろげろチョコレート株式会社」では、本当に「ゲロ」っぽいものを口から帽子に吐き出し、さらにその帽子をそのままかぶると言う芸当(爆)を見せる。
コントにより、オリジナルと役の異動があるのはいいのだが、「ランバージャック・ソング」はやはりマイケル・ペイリンで見たかったな。
ちなみに「ランバージャック・ソング」の最後の歌詞は、オリジナルでは
立派な女になりたいな、母さんのような
であるが、ドイツ語版では
ワルター叔父さんのような
ハリウッドでは
父さんのような
と変化してきている。コンサート・フォー・ジョージでは「父さん」だったので、たぶんこれで定着したのだろう。微妙に意味合いが深くなってきているところが、彼等らしいこだわりか(笑)
さらにちなみに、コンサート・フォー・ジョージのメイキングも久々に見たら「ランバージャック・ソング」のバック・コーラスは、オリジナル放映時ののバック・コーラス・メンバーを呼び寄せたようだ。すごいな。