ワーグナーとインド(仏教)

ワーグナーのオペラ(楽劇)は、せっかくクナの音源があるのに手付かずである。長いということもあるが、どうも人間性というか、ストーリーというか、哲学性というか肌に合わないような気がしていたのだ。(こちら
ところが、(彼のユダヤ嫌いということもあろうが)彼はユダヤ教→キリスト教の流れでは無く、仏教→キリスト教ととらえようとして、インド関連も研究したのだそうだ。(確かに仏教の「慈悲」とキリストの説く「愛」は共通性があるのだが)
そしてその成果が彼の最後の楽劇(舞台神聖祭典劇)「パルジファル」なのだそうだ。幸いにもクナのバイロイト祝祭劇場ライブ(1962)を所有している。買った当初は挑戦したが、画像が無いのでイメージが湧かなくて早々に断念したのだが、あのワーグナーが仏教?となると俄然興味が湧いてくるのも勝手な話だ(笑)
また「ニーベルングの歌」も後半は仏教思想の影響があるとか。がんばるかな。
さらにワーグナーには、未完に終わった仏教オペラ(楽劇)があったとか!
ttp://mitleid.cool.ne.jp/sieger.htm
今の今まで全く知らなかった(汗)これが完成していたら、西洋音楽史というか、文化史が変わったかも!未完が実に惜しい。