ドビュッシーという人は「ジャポニズム」の観点から興味のある人ではあったが、有名なピアノ曲や「牧神の午後への前奏曲」しか知らないのだけれどもメーテルリンク原作の「ペレアスとメリザンド」というオペラがある。
無知なものでメーテルリンクといえば「青い鳥」なので、漠然と童話作家か?ぐらいにしか思っていなかったが、いわゆる象徴主義の作家だそうで、「ペレアスとメリザンド」もあらすじを見ただけでは、何が言いたいのかよくわからない。しかし、いろいろと深い意味があるようで(解釈する人により違ったりするのだが)なんか面白そうだ。
しかし音源や映像が廃盤が多いし、出ているものは高かったりする。歌詞が重要そうなので輸入盤でお茶をにごすわけにもいかない。ようつべでも断片しかない。しかし断片だけ見ても前評判どおりの音楽の美しさである。まあ、いつか全曲聴く機会が来ることを待とう。