ブルックナー 交響曲第2番 ノバーク版

インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1988)
この2番は、ブルックナーの特徴がほぼ出揃っていて、3番以降の土台となった曲と言える。3番以降にはかなわないものの、若書きの愛らしさや先達の残滓もあり、なかなか魅力的で、もっといろいろな指揮者がCDを出してもいいと思うのだが。ちなみにインバルの演奏はあいかわらず精緻かつのびやかだ。