団地ともお

小田扉
うちの奥さんは建物、工場、廃墟などが好きで、その関係で「団地」というのもツボらしい。そして「団地」を検索中に本来の目的とは違うがこの漫画にいきあたりはまっていた。私も最近読み始めたがやはりはまった。
団地に住むかなりおバカな小学生「ともお」の話だが、2巻の後半あたりからけっこう哲学的かつシュールかつハートーウォーミングな不思議な世界である。いや出来事は日常的なのだが(でもないか)その切り口というか、ともおをはじめとした周りのキャラの思いの流れの捉え方がけっこう深いのである。