ワーグナー トリスタンとイゾルデ

レジナルド・グッドール指揮 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団(1980)
こちらの続き。
第1幕が始まると、思ったよりテンポは遅くない、というか部分的には早い。愛の妙薬を飲んだ直後、つまり「前奏曲」のリプライズのところはかなり息を長くとってはいるが。
最初は気にならなかったが歌手陣がどうも耳に付く、憎み合っていようが愛し合っていようが、同じ調子で叫んでいるように聴こえてしまう。グッドールの指揮振りが流麗なだけに惜しい。第2幕の盛り上がりは評判どおり。
さすがにこれで「トリスタン〜」も一段落、ああ疲れた。