ロック・クラシック(1982)

ペーター・ホフマン
先日書いた(こちら)ペーター・ホフマンのロックのカバーアルバム、1年でなんと200万枚を売り上げたというダブル・プラチナアルバムである。寡聞にして、最近まで全く知らなかった(汗)ユーズドで購入。
ファンにはおなじみの話だろうが、そもそもは学生時代にロック・バンドをやっていた彼が、若き日の結婚の相手とその両親にテノールの才能を見出されてのクラシック修行の末、オペラ歌手としての才能の開花、という事もあり、クラシックの素養、テクニック+ロック・スピリッツを持った歌唱+(ネット情報によると、本人もスタッフも売れることを意識しなかったということもあるだろうが)クラシックにもロックにも偏らない、本人が歌いたいように歌っている(ような気がする)空前絶後のアプローチなのではないか。(なんか文章がややこしいな)
大仰なオーケストラ・アレンジも妙に説得力があるのはドイツ人プロデューサーならではのセンスか。
収録曲は以下の通り。

1 朝日のあたる家
2 スカボロー・フェア
3 太陽はもう輝かない
4 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
5 マッカーサー・バーク
6 セイリング
7 イェスタデイ
8 さようならハリウッド
9 サテンの夜
10 明日に架ける橋
私が知らなかった曲。
3 ウォーカー・ブラザーズ 5 ジミー・ウェップ 8 ビリー・ジョエル 9 ムーディー・ブルース