続パルシファル聴き比べ

パルシファル 第3幕「聖金曜日の音楽」「フィナーレ」
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1962)全曲盤より
シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1954)(1966)
クナが素晴らしいのは勿論なのだが、シューリヒトが決して引けをとっていないということが脅威である。
この人は生涯客演指揮者ということもあったかも知れないが、オペラの全曲録音が皆無に等しい。実に惜しい話である。
彼のフィガロ、ドン・ジョヴァンニ、トリスタン、ばらの騎士等、想像しただけでもわくわくするが、見果てぬ夢だ。
調べたら1939年にフィガロの結婚は振っているらしいが、その録音が残っているという話は聞かないなあ・・・