ブルックナー 交響曲第9番

シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1961)
クナの件もあり、旧CDとデジタル・リマスター盤(2007年)を第1楽章提示部のみ聴き比べてみる。
旧CDは1991年発売の3番、8番とのBOX仕様で、1枚2,340円相当、それが今ではデジタル・リマスター盤が1,500円である・・・・・
され、以前もちらっと書いたが、デジタル・リマスター盤は高音弦が強調されて聴こえる。低音弦がクレッシェンドで切り込んでくるところが物足りなくてもどかしい。しかしさすがウィーン・フィルで、クナの時の様な弊害は無い。
個人的には旧CDを聴き続けると思うが、デジタル・リマスター盤でもシューリヒトの素晴らしさは伝わる。