クナのミュンヘン・フィルとのワーグナー管弦楽曲集

今回のクナのブル8、1991年盤はカップリングのワーグナー管弦楽曲にも実は意味があった。

アナログ時代から現在まで、クナのミュンヘン・フィルとのワーグナー管弦楽曲集は以下のような発売のされかたをしている。
1.アナログ時代 LP2枚組
2.1991年 以下の曲が前述のブル8とのカップリングで発売、残りを単独で発売(大昔、中古店で運良く入手)
ジークフリート牧歌」
トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
パルジファル」第1幕前奏曲
3.1997年 アナログ時代と同じ形式で2CDとして発売。

私がもっていたのは、1991年の3曲足りない盤と、1997年発売のものだった。
そして、1997年発売は、どうもデジタルリマスターに不満があった(音が良すぎるのか、1音1音の線が細くなってしまった気がする)
なので、1991年のブル8とのカップリング分の古いリマスター3曲を、ずっと聴きたいと思っていたのだ。
なので、たとえブル8が(個人的に)MCA盤より下としても、今回の買い物は大成功なのであった(笑)
ステレオとしては最後の「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死(1962)はやはりこの音質で聴かないと。