プッチーニ 歌劇 トゥーランドット(2001)

ジョルジュ・プレートル指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団
ゲーナ・ディミトローヴァ、ニコラ・マルティヌッチ、クリスティーナ・ガイヤルド・ドマス
演出 浅利慶太
衛星に入って録画したものの、見ていなかった映像を、勢いに乗って見る(こちら
1983年のアレーナ盤とはディミトローヴァとマルティヌッチが共通している。20年近く経っても二人とも声の衰えが無いのは驚異的だ・・・・・が、カラス亡き後、世界最強のトゥーランドットであるディミトローヴァが、ここまでまるまると太ってしまったとは・・・・・・命を懸けても結婚の申し込みをする相手がこれでは・・・・・これは、CDがわりにするしかない(笑)ちなみに2005年に亡くなっているが、64歳はまだ死ぬ年ではないな。しかし、これでリューのドマスの美しさが際立ってしまった。
ちなみに指揮のプレートルはカラスとの「トスカ」「カルメン」で有名で、私が持っているカラスの「トスカ」はデ・サバータ盤だが、「カルメン」はプレートルである。カラスとやっているのだからもうかなり年かと思っていたら、1924年生まれで、この時は77歳、ということは「カルメン」の時はまだ40歳だったのだ。ちなみにまだ生きている。
個人的には、ちょっとテンポをじっくりとりすぎの感あり。