ヴェルディ「椿姫」

ギオーネ指揮 リスボン・サン・カルロ劇場管弦楽団(1958)
カラス、クラウス、セレーニ
我が家には「椿姫」は、これとあとクライバー盤があるのみで、それ以上の必要性を感じないのだが、ただ一点。
このオペラは、息絶えるヴィオレッタを見守る人々が「なんという悲劇!」と叫んで(歌って)終わるのだが、この部分は無くてもいいという意見が多いせいか、歌わせない公演もけっこうある。
このカラスのギオーネ盤もそうなのだが、個人的には、ここに歌がないと、なんかちゃんと終わった気がしない(笑)