奥さん「クララ・シューマンの映画をやるらしいんだけど、監督がブラームスの末裔っていってたよ」
娘「末裔ってなあに？」
私「その人のお父さんやお母さんをたどっていくとブラームスまでたどりつくってことだよ」
娘「でも、ブラームスって結婚してなかったよね」
確かに！
娘は、クラシック系の伝記マンガで「クララ・シューマン」というのを読んでいるのだ。
で、調べてみたら、あるサイトでは「ブラームスの末裔」別のサイトでは「ブラームス家の末裔」となっている。そこらへん記述する人のクラシックの知識の有無がわかる。
で、さらに調べてみると、日本のサイトではヨハネス・ブラームスの叔父の子孫とあるが、海外の、例えばウィキペディア英語版、独語版、また、ドイツの映画監督を紹介するサイト等、いろいろ見てみたが、そのような記述は一切無い。
検索画面で"Director Helma Sanders-Brahms is a distant relative of Johannes Brahms"（遠い親戚である）という文章があるサイトがあったが、開こうとすると既に存在していなかった。
映画紹介のサイト等でいくつか"descendant of Johannes"（ヨハネスの末裔）という記述は見つけた。（日本発が多かったが）
日本のサイトでのインタビュー記事では「ロベルトとクララのひ孫にあたる人に話を聞いたら、我々ブラームス家で伝え継がれてきたクララのイメージとまったく同じでした」とあるので、やはり事実であることは確かなようだ。
もしかしたら海外はそういうことをあんまり重視しないのかな。
なんかすっきりしないな（笑）
