怪獣大戦争(1965)

先日の私の願い(こちら)がかなったのか(笑)土屋嘉男のX星人が登場するデアゴスティーニ東宝特撮シリーズが発売された。
これは幼少時にTVで見ているはずと思ったが、ストーリーはほとんど覚えていなかった。
宇宙SF路線+スター怪獣+スパイもの+前年の「三大怪獣 地球最大の決戦」にもあった恋愛がらみ、とてんこもりの内容で、今見てみると(突っ込みどころは目をつぶるとして)特撮物の中でもトップクラスに入る面白さだと思う。
しかし、その分怪獣が若干脇役にまわった感があり、その点がTV放映当時に幼少だった子供にとっては、怪獣映画として印象が薄かったのかもしれない。
しかし、ラドンゴジラを足でつかんで飛行し、諸共にキングギドラに体当たりする格闘シーンのラストはかなり鮮烈。
ちなみに、メインテーマが、いわゆる「ゴジラ」の攻撃部隊のマーチの流用であるが、伊福部昭さんの音楽の中でも一番好きであろうこの曲は、たぶんこの「怪獣大戦争」で耳にしていたのだろう(ストーリーは覚えてなかったのに(笑))

次に楽しみなのは、初めてゴジラものを映画館でリアルタイムで見た「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966)だな。
(初めて映画館で見た怪獣ものは「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」(1966)だったはず)