Ca Va(1998)

Slapp Happy
突然の再結成(実は前兆はあったが)で、世界中のファンを狂喜乱舞させたスラップ・ハッピーのこのアルバム、昔から買おうか迷っていたのだが、ヘンリー・カウのボックスを買った勢いで買ってしまう。
当初の彼らのセンスに、ミニマル、グランジポスト・ロック的な側面も加わり、録音技術の進歩とも相まって極上の1枚に仕上がっている。
ネット上では、ダグマーのキーが若干下がっている、とする人が多いが、最初のスラップ・ハッピーではファルセット、ヘンリー・カウではダーティーな地声、そして今回はソフトな地声、と、発声方法が変わって来ているだけで、キー自体はそんなに下がっていないと思う。