ワーグナー「神々のたそがれ」より「ブリュンヒルデの自己犠牲」

クナッパーツブッシュ指揮 北ドイツ放送交響楽団(1963)
クリスタ・ルードヴィヒ:ブリュンヒルデ
3年前にこちらで書いた、超絶名演のワーグナー・コンサートの「ブリュンヒルデの自己犠牲」聴きたくてたまらなかったが、我慢して最後まで取っておいた(笑)

こちらは、一つの押し付けがましさも無いのに、いつのまにか心を奪われ、気がついたときには、大きなうねりの中に引きずり込まれ、わしづかみにされた魂が翻弄されている。テンポが上がるわけではないのに、どんどん盛り上がってくる。なんでこんな演奏ができるんだろうか。