アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)
ゼンタのバラード:さまよえるオランダ人(1951)
エリザベートの祈り:タンホイザー(1942)
エルザの夢:ローエングリン(1942)
そよ風のアリア:ローエングリン(1942)
一族の男たちが:ワルキューレ(1951)
君こそは春:ワルキューレ(1942)
ブリュンヒルデの目覚め:ジークフリート(1954)
ブリュンヒルデの自己犠牲:神々の黄昏(1954)
イゾルデの物語と呪い:トリスタンとイゾルデ(1954)
愛の死(優しくかすかな彼のほほえみ):トリスタンとイゾルデ(1951)
幼な子のあなたが母の胸に:パルジファル(1951)
アストリッド・ヴァルナイのワーグナーアリア集である(全曲盤からの抜粋ではない)
指揮は1942年がエーリヒ・ラインスドルフ、1951年以降が夫君ヘルマン・ヴァイゲルトその他、となっている。
ヴァルナイは「ローエングリン」では「オルトルート」が当たり役だが、若い頃はエルザも歌っているし、全曲盤もあるが、現在入手が困難なので、ここでエルザが聴けるのはうれしい。
また「ワルキューレ」も若い頃の録音なので、ジークリンデである。
「タンホイザー」「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」も全曲盤を揃えるつもりだが、とりあえず聴けるのがありがたい。
「トリスタンとイゾルデ」の全曲盤はヨッフムとケンペが残っているが、無いものねだりとは言え、クナで残して欲しかったなあ。
やはり、聴き所はブリュンヒルデの2曲、「ブリュンヒルデの目覚め」はヴィントガッセンが共演。
「愛の死」も素晴らしい。