ケルトの話

イギリスはアーサー王伝説があるし、ナショナリズムの象徴としてブーディカ女王の復権というのがあるのはわかるのだけれど、
フランスは元々ゲルマンのフランク王国が元だから、ケルトに対する思い入れは無いと漠然と思っていたのだが、あのかまやつひろしの「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」で知られる(いや、お年を召した方だけだろうが)(え?元々有名だって?)フランスの煙草「ゴロワーズ」が「ガリア人」であり、デザインが「ガリア人の兜」であることは知らなかった。ガリア人とはローマが呼んだケルト人のことだ。
また、やはりナショナリズムの象徴として「アステリクス」という古代ローマの侵略に立ち向かうガリア人の英雄のマンガが長年人気である、というのも知らなかった。
また、18世紀のケルト再発見により「オスカー(フランス語ではオスカル)」と言う名前がそれ以降流行した事も初めて知った。
さらに、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」は、あのフィン・マックール(こちら)が住んだと言う伝説の洞窟である事も知らなかった。
いろいろつながってくるぞ。
そうそう、アーサー王伝説のルーツの一つとして「ナルト叙事詩」というのがあるらしい、こちらも読んでみたいな。