ルチア・ポップ オペラ・アリア集(1982)

アイヒホルン指揮ミュンヘン放送管弦楽団
"Opera Arias" Lucia Popp
以前、アナログ時代ポップがフィガロの伯爵夫人の「楽しい思い出はどこへ」を歌っているアリア集を輸入盤のLPで持っていた事があったと書いたが(こちら)見つかった。(入手は震災の前です)
モーツァルト 魔笛 愛の喜びは露と消え
ウェーバー 魔弾の射手 すぐに眠れたものなのに
ゲッツ じゃじゃ馬馴らし Die Kraft Versagt
ヴェルディ リゴレット 慕わしき御名
プッチーニ ジャンニ・スキッキ 私のお父さん
モーツァルト フィガロの結婚 スザンナはまだ来ない〜楽しい思い出はどこへ
マスネ マノン さようなら,私たちの小さなテーブル
シャルパンティエ ルイーゼ 今日からは
スメタナ 売られた花嫁 ああ、なんて悲しい!
ドヴォルザーク ルサルカ 銀色の月よ
1982年録音って事は、本当にリアルタイムで輸入盤屋でLPを買ったのだなあ・・・・としみじみ。
今回改めて感じたのは、1982年のポップは、ヤノヴィッツにも似た若々しい硬質な高音を保っていた最後の年だったのだな、と言う事。明らかに1983年からは声質も歌い方も変わってきている。まさに、私がファンになった「ルチア・ポップの声」の全盛期の名唱集と言える。EMIレーベルではないので例のボックスともかぶっていない。
もし、ただ1枚だけルチア・ポップのCDを買う、という方がいたら、迷うことなくこの一枚をお勧めする。
プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」