ヴェルディ「オテロ」

カルロス・クライバー指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1976)
プラシド・ドミンゴ:オテロ
ミレッラ・フレーニ・マルティニス:デズデモナ
ピエロ・カップッチッリ:イアーゴ
ジュリアーノ・チャンネッラ:カッシオ
ルイジ・ローニ:ロドヴィーコ
フルトヴェングラーの「オテロ」を買ったら、買いそびれていたクライバーの「オテロ」を思い出した(汗)以前書いた、ミラノ・スカラ座日本公演(1981)で「ラ・ボエーム」と共に、クライバー指揮の「オテロ」がテレビ放映されたのを見れたのは、幸せだったのだろう。(ドミンゴ以外は、配役が違ったと思う)
いつもどおりの躍動感溢れる指揮ぶりで、聴いていてわくわくしてくる。
ドミンゴとフレーニはあまり好きな歌手ではないのだが、まだ声が若々しい頃の録音なので許容範囲。
カップッチッリも若い!後の歌役者ぶりは未だ無いが、こういう若々しいイアーゴも悪くない。
モノラルなのが惜しいが、クライバーの録音が残っているだけで良しとしなければならないのだろう。
最後の最後にこんな事をいうのはなんだが、実は私は「オテロ」は「オテロの登場」と「乾杯の歌」以外は、あんまり好きではないのだった(汗)まだ「アイーダ」のほうが全体的に好みである。「運命の力」や「ドン・カルロ」も知ったので、こっちのほうが自分の中でラングが上がるだろう。