プラッソン指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1979)
ウェルテル:アルフレード・クラウス
シャルロット:タティアナ・トロヤノス
ソフィ:クリスティーヌ・バルボー
アルベール:マッテオ・マヌグエッラ
他
先日書いた(こちら)マスネの「ウェルテル」であるが、現在入手可能なだけでも5種類の録音があるほど当たり役だったクラウスの、世評も高いプラッソン盤を入手した。相手役もトロヤノスなら安心。
フランスのオペラを聴いてゆくと、このフランスのグランド・オペラという形式は、歌と管弦楽のバランスのよさ、繊細かつキャッチャーな音作りと構成、正に総合エンターテーメントであり、それがフランスの価値観なんだろうな、と思えてくる。