フルトヴェングラーのエロイカ ベルリン・フィル(1952)

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1952)
というわけで(こちらフルトヴェングラーのエロイカのベルリンフィル盤(1952)を入手した。
同じベルリンフィルの1950年盤のとの優劣は難しいが、例えば第1楽章展開部338小節から、また同音形の再現部603小節からテンポが若干落ちるが、効果というよりは緊張の糸が切れるというか、覇気が無く感じられるというか、第2楽章以降もそういうところが散見する気がするので、個人的には1950年盤を取りたいと思う。
ちなみにルツェルンの1953年盤はテンポの変化は減っているが、覇気は戻ってきている。