ベルグルンド&ボーンマス交響楽団のシベリウス「フィンランディア」


交響詩「フィンランディア
ベルグルンド(指揮)ボーンマス交響楽団(1972)
先日の「クレルヴォ交響曲」は2CDのうちの1枚で、残りには管弦楽曲が収録されている。
で、とりあえず「フィンランディア」を聴くが、小細工なしに音価いっぱいにまで弾かせる、ある意味泥臭くて朴訥な演奏だが、この初期の民族音楽臭の強い曲の別の魅力を実に良く引き出している。先日のヘルシンキ・フィルも良かったが、こっちもいいな。
こうなるとボーンマス交響楽団との交響曲全集も聴きたくなってくる。