シベリウス 交響曲第7番
ベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団(1973)
今回は7番から聴いていこうと思う。
以前ベルグルンド&ボーンマス交響の「フィンランディア」を
「小細工なしに音価いっぱいにまで弾かせる、ある意味泥臭くて朴訥な演奏」
と書いたが、こちらも基本的にはいっしょ、なので、同じような感想が続くかもしれないので、全てについては書かないかもしれない。
ので、先走りで書いてしまうが、ベルグルンドの3種のシベリウス交響曲全集は
素直に演奏させたのがボーンマス交響盤
細部をえぐることによって、曲を解体したのがヘルシンキ・フィル盤
それを再構築して昇華させたのがヨーロッパ室内管弦楽団盤
といった感じなのかな。