シューリヒトのマーラー第3

マーラー 交響曲第3番
シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1960)
ルート・ジーヴェルト(Ms)
本日徹夜明けのため、これから寝ます。それはさておき。
この曲は、聴きやすいのだけれど(長すぎるが)最終楽章以外はどうも通俗的で深みが無い印象があった。
シューリヒトは年代的にも若干枯れてきた時期で、全体に渋めの演奏である。が、こういう曲は、かえって渋めの演奏の方が好ましい。
最終楽章は、いよいよシューリヒトの本領発揮で、こういうエンドレス的なフレーズはシューリヒトのお得意、あたかもブルックナーアダージョのような仕上がり、今後この楽章だけを好んで聴くようになるかもしれない。