ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」(リムスキー=コルサコフ第二改訂版)

ドブロヴェン指揮 フランス国立放送管弦楽団(1952)
ボリス・クリストフ
ユージニア・ザレスカ
リュドミーラ・レベデワ
リディア・ロマノヴァ
アンジェイ・ビエレッキ
キム・ボルイ
アナログ時代、ロシアの伝説の名歌手フョードル・シャリアピン(シャリアピン・ステーキなら知ってる?)のSP復刻盤をもっていて、そこで初めて「ボリス・ゴドゥノフ」を聴き、いつかは全曲を聴く日が来るのかなあ、等と思ったものだ(当時LPでオペラを買うなぞ、超金持ちがやることだった)
今回のこの録音は、やはり名歌手のほまれ高いボリス・クリストフの全曲盤に、ボーナス・トラックでシャリアピンの「ボリス・ゴドゥノフ」のアリア集(1926 1931)が収録ということで、正に一石二鳥なのだった。
さて、こんな事を言ってはなんだが、異形の天才ムソルグスキーのオペラにしては、普通にメロディアス、普通にドラマティックなオペラである。しかし、リムスキー=コルサコフの手がかなり入っている事は想像に難くない。
アゴスティーニ・オペラの「ボリス・ゴドゥノフ」がムソルグスキーの作曲した最終盤なのだが、3時間40分もある(汗)(ちなみに上記は3時間)いつ見れることやら。