ワーグナー「ラインの黄金」

朝比奈隆指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団(1984)
ワーグナーというものは、一般的にねちっこいとか、こってりしているとか、そういった印象が強いと思うが、朝比奈さんが「楽譜どおりに、素直に」演奏すると、なんとすっきりしていることか、だからといって軽いわけではない。なんか、初めて聴く種類のワーグナーで実に良い。うーん、こうなると手元にあるやつも聴きなおして、比べたくなってくるぞ。まだこのあたりだと演奏時間もそう長くないが、この先そんな事をしていたらいつまでたっても終わらんぞ(笑)