ワーグナー「ジークフリート」

ヤノフスキ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン(1982)
ジークフリート:ルネ・コロ
ブリュンヒルデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー
さすらい人:テオ・アダム
ミーメ:ペーター・シュライヤー
アルベリッヒ:ジークムント・ニムスゲルン
ファフナー:マッティ・サルミネン
エルダ:オルトルン・ヴェンケル
森の小鳥:ノーマ・シャープ
基本的には「ワルキューレ」と同じ、緩急の差を大きくつけて、早いテンポの部分は切り込みの激しい演奏。
コロのジークフリートは涼やかさがいい。
ラインの黄金」でローゲを演じたシュライヤー(シュライアー)が、こちらではミーメで活躍している。
私がクラシックやオペラを聞き始めたころ、シュライアーといえば当時のモーツァルト・テノールの第一人者、また「マタイ受難曲」の「福音史家」として有名だったので、まさか、ローゲやミーメをやる人とは思わなかったが、持ち味だった声の透明性が怪しくなってきているのを聞くと、そこら辺を逆用して役の幅を拡げたんだろうか。指揮者としても有名だから、いろいろと熱心な人なのだ。