マーラー 交響曲第2番
クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1961)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
第5以降を聴く前に、クレンペラーの第2を聴いておく。
冒頭から、彼の指揮した「ワルキューレ」の第1幕のような気迫、クレンペラーにしてはテンポも遅くなく、かなり激烈だが、時折縦の線が合わない。
シューリヒトの場合は縦の線が合わないのは各声部のうねりのせいだが、クレンペラーの場合はまずいだろう。しかし、第2楽章以降は問題無く、これも名演であろう。