ラヴェル「ラ・ヴァルス」「スペイン狂詩曲」

ラヴェル「ラ・ヴァルス」「スペイン狂詩曲」
ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団(1955 1956)
ジャン・マルティノン指揮 パリ管弦楽団(1974)
リヴィング・ステレオとマルティノンBOXの聴き比べをしようと思った。
「ダフニスとクロエ」は大作なので、後にまわし「ボレロ」もまあ、後でいいだろう、ということでこの2曲
「ラ・ヴァルス」とういのはつまりは「ワルツ」の事で
ヨハン・シュトラウス2世へのオマージュとして交響詩風のウィンナワルツ」
という事らしい。
「スペイン狂詩曲」は4曲からなる組曲。
2曲ともテーマのせいもあろうが、通俗臭が強い部分がある。
「ラ・ヴァルス」は混沌の中からワルツが生み出されてゆく冒頭の部分とか、なかなか聴き応えがあるのだが。
「スペイン狂詩曲」も通俗臭のある曲と、深遠な曲の混在である。