ラヴェル「スペインの時計」

ラヴェル「スペインの時計」
アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団(1953)
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)
ポール・デレーヌ(テノール)他
こちらも基本的には「子供と魔法」と同様「クラシックであると同時に、こじゃれた上質な20世紀の音楽」なのだが、「子供と魔法」よりだいぶ前の作品なので、よりロマン派に近い。
内容は喜歌劇だが、どんちゃん騒ぎ的な音楽ではなく、いかにもフランスらしいエスプリの利いた、しっとりした音楽である。