A・E・ヴァン・ヴォクト「地球最後の砦」他

A・E・ヴァン・ヴォクト「地球最後の砦」(1950)
出版は1950年だが、雑誌発表は1942年でヴァン・ヴォクトの初期作品である。
ワクワク感とトホホ感が同居するのは、ジュヴナイルを読んだ時の感じに似てるな。
しかし、よくもまあこれだけのアイデアと奇想天外な展開が思いつくものだ。
A・E・ヴァン・ヴォクト「消されし時を求めて」(1943)
「地球最後の砦」に併録されている初期短編である。
かなり複雑な円環形式のタイム・リープもの。短編でやるには詰め込み過ぎの感があるが、それがヴァン・ヴォクトなんだろう。