娘とギター

娘とギター
私がギターを弾き始めたのは、確か小学校6年ぐらいではなかったろうか。
ギターが欲しいと親にいったら、あるアルバイトを紹介されて、それは、親が話を通していある場所だったんだが、そこでがんばって手伝いをしたら許そうという思惑が親にはあったんだろうな、と今考えれば思うのだった。
で、幼少のころから(私が車でかけたりするから)折に触れハードロックもけっこう聴いてきた娘であったが、最近ディープ・パープルの吹奏楽メドレーを耳にしたり、ちょっと前のタマホーム件もあって「お父さんが良く弾く曲をやってたよ」等と言いはじめ、私が生ギターを弾いたりすると、すかさず「貸して!」と言って音を探りながら弾こうとし始める。「天国への階段」あたりも(笑)
さすがに、絶対音感があるので、いい線までは行っているのだが、なにせ基本の指の押さえ方は知らないので、そこはすかさず教えたり、コード(和音)の基本なぞを織り交ぜながら教えたりする。
ピアノではとっくに抜かれたが、まだまだ和音の基本とかは(現在は天性の感覚でやっているのだろうが)私が教えると新鮮な反応を示すので、親としての私の役割は未だ終わってはいないのだ、とわかってホッとする。
私がギターを弾きながら歌ったりすると「その指(コードの事だろう)全部暗記してるんでしょ?」などと尊敬の目て見たりする。(親としての至福のひと時)(笑)