ストラヴィンスキー自演の「ペトルーシュカ」3種

ストラヴィンスキーペトルーシュカ」(1947年版)
ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1960年)
ストラヴィンスキー  「ペトルーシュカ」組曲(1947年版)
ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1960年)
ストラヴィンスキー  「ペトルーシュカ」組曲(1911年版)
ストラヴィンスキー指揮  ニューヨーク・フィルハーモニック(1940)
HMVによると1960年の全曲盤は1947年版とあるが、クレジットには 1911年オリジナル版とある。未だ聴きこみが足りないので、1911年版と1947年版の区別がつかない。
何かいい方法は無いか、とネットで調べたら、冒頭18秒前後の速いパッセージの上昇アルペジオが1911年版はハープ、1947年版はピアノ、と言う情報を発見、それに従うと全曲盤は1947年版ということになる。
1960年録音の組曲版は、HMVでは1911年版、クレジットでは表記なし。
しかし、上記の法則を当てはめると1947年版、ということになるが、わざわざ同じ年に同じ版で全曲盤と組曲版を録音するかというのも疑問。もしかしてそこだけピアノに置き換えた1911年版の可能性もある(結局わからんではないかっ)ただし海外サイトによるとどうも両方とも1947年版っぽい。アマゾンレヴューで1911年版とされているが1947年版の間違いでがっかりした、なぜいつまでも直さないのか、という感想を見つけたからだ。
さて、この曲も、他人による演奏のほうがアグレッシブで、本人の演奏は意外に落ち着いてしっとりとしている。それはそれでやはり味わい深い。