ストラヴィンスキー「オイディプス王」「ペルセフォーヌ」

ストラヴィンスキー オペラ=オラトリオ「オイディプス王
ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1961)
オイディプス王:ジョージ・シャーリー
王妃イオカステ:シャーリー・ヴァーレット
クレオン:ドナルド・グラム

エディプス・コンプレックスの語源ともなった有名なギリシャ悲劇を元にしたオペラ=オラトリオ
原始主義、とまではいかないが、迫力ある宗教音楽的合唱が中心の、悲劇的な内容にあった音楽と言える。個人的にはシャーリー・ヴァーレットがうれしい。

 

ストラヴィンスキー メロドラマ「ペルセフォーヌ」
ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1966)
ミケーレ・モレーゼ(Tn)
ヴェラ・ゾリーナ(語り)
オイディプス王」同様、ギリシア神話「ペルセポネー」に題材をとった作品だが、こちらはテノール独唱と合唱付の管弦楽作品。
題材からして当然だが「オイディプス王」に比して合唱より独唱、激しさよりは美しさが前面に出ているが、こちらも聴き応え十分の曲。
なんか、新古典主義時代は声楽曲の方が面白いな。