ボロディンの弦楽四重奏曲

ボロディン 弦楽四重奏曲第1番イ長調
ボロディン 弦楽四重奏曲第2番ニ長調
モスクワ弦楽四重奏団(1995)

なんと気持ちいい音楽であろう。古今東西の弦楽四重奏曲を全て知っているわけではないけれど、単純に聴いていて気持ちいという観点で言えばモーツァルトに匹敵するのではないか?
先日「音楽史的にはやはりムソルグスキーのほうがインパクトがある」等と失礼な事を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/02/09
「情熱的な音楽表現や比類のない和声法は、ドビュッシーラヴェルといったフランスの作曲家にも影響を与えた」ウィキペディア
との事で、シベリウスの先取りの面もあるとか(大汗)そりゃあ気に入るわな。
聴き始める前は、失礼ながら実はそんなにボロディンには期待していなかったが、こんなにいい曲を書いていたとはうれしい誤算だ。お気に入りの作曲家がまた増えた。

演奏者は違うが、第2番の第1楽章