ラベルの自演による「ボレロ」

ラベルの自演による「ボレロ
佐伯茂樹「名曲の暗号 楽譜の裏に隠された真実を暴く」という本を店頭で見つけて買った。なかなかに面白かったが、ラベルのボレロトロンボーンのソロは、実はラベルが当時のジャズバンドから影響をうけていて、ジャズっぽく演奏されるべきで、その証拠にラベル自身が指揮した自演盤ではトロンボーンがジャズっぽく演奏されている、というのがあった。当時の奏者の回想録で、ラベルにそう指示された、とあるそうだ。
現在CDはとてつもない高値がついていてとても買えないが、幸いにようつべにあった。
8分27秒頃から。途中のグリッサンドの感じがジャズっぽい。これからは、すべてこう演奏するべきではないのか?