ハイドン 「マリア・テレジア」

ハイドン  交響曲第48番「マリア・テレジア
フィッシャー指揮 オーストリアハンガリーハイドン管弦楽団(1990)
先日、ラジオで聴いた「マリア・テレジア」を、改めて「ハイドン・エディション」で聴く。
第1楽章は、アダージョの序奏無しの、華やかなトランペットによるアレグロの導入部が印象的だが曲はどんどん陰影が深くなってくる。
第2楽章はアンダンテではなく、ベートーヴェンも真っ青のたっぷりとしたアダージョである。
確かな事はわからないけれど、こういう曲を聴くと、ハイドンが後世に与えた影響はすごかったのではないか、と思ってしまう。