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モーツァルト
交響曲第23番 交響曲第34番
シューリヒト指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(1943)
シューリヒトのモーツァルト音源集である。
23番 34番は、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者時代のスタジオ録音(戦時中)なのでSP音源かもしれない。
23番は、全3楽章が切れ目なく演奏される「イタリア式」と言われる形式で8分程度の小品。
34番はザルツブルクの宮廷音楽家時代に作曲した最後の交響曲でメヌエット無しのやはり3楽章形式。
シューリヒトのモーツァルトの交響曲で録音があるのは、23番 31番 34番 35番 36番 38番 40番 41番である。そして23番2種類 34番は3種類残っている。つまりはこのあまり馴染みの無い2曲はシューリヒトのお気に入りである可能性が高い。
その証拠に、実にのびやかで、シューリヒトの音作りが生きる曲に思えるからだ。
ドレスデン・シュターツカペレならぬドレスデン・フィルも実にレベルが高い
こういう曲を聴いてしまうと、モーツァルトもいずれ交響曲全集とか買わねば、等と思ってしまう。