ハイドン 交響曲第70番~第75番

ハイドン
交響曲第70番
交響曲第71番
交響曲第72番

交響曲第73番「狩」
交響曲第74番
交響曲第75番

フィッシャー指揮 オーストリアハンガリーハイドン管弦楽団(1997 1998)

70番は、フィナーレのフーガを始めとして、かなりの意欲作に聴こえる。
71番は、全体にチャーミングな曲で(あくまで雰囲気だが)ベートーヴェンの「田園」交響曲を思わせる。
72番は「エステルハージの楽団のホルン奏者の技巧を誇示するために書かれた(ウィキペディア」とのことで、ホルンの活躍が聴けるが、フィナーレの変奏曲も印象深い。

73番は、第1楽章の執拗に繰り返される上り下りの音型が、ハイドンには珍しいのが興味深い。
74番、75番は、曲を構成する要素が、どんどん増えてきていることを感じさせる曲。