ハイドン 交響曲第90番~第92番

ハイドン
交響曲第90番
交響曲第91番
交響曲第92番「オックスフォード」
フィッシャー指揮 オーストリアハンガリーハイドン管弦楽団(1998 1990 1991)
この3曲は、フランスのドーニ伯爵からの依頼のよるもので「ドーニ交響曲」と呼ばれ「トスト交響曲」同様「パリ交響曲」の範疇に入れる向きもある。
90番は、アンダンテの哀愁、メヌエットの堂々たる様、フィナーレの疾走感が尋常ではない。
91番は、しっとりとした実に味わい深い曲だが、さりげない中にも大胆な転調もあり、油断できない。
92番は実に気品ある作品に仕上がっている。
三者三様にザロモン・セットに劣らぬ傑作と言える。