サンソン・フランソワのベートーヴェン

サンソン・フランソワベートーヴェン
娘が発表会で「月光」第3楽章を弾くということで、良さげな録音を探していた話を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/10/08/050115
この人は、いわゆる「ショパン弾き」なので、全く知らなかった。
「酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに46歳の若さで逝ってしまった」という天才ピアニストである。
なので、かなり自由奔放な演奏なのだが、いわゆる「奇をてらっている」ように聴こえないのは、この人の抜群のセンスのせいなんだろう、たしかにクラシックをジャズの精神で演奏したらこうなるのかもしれない。
この人はベートーヴェンはあまり好きではないとのことで、今回買った「悲愴」「月光」「熱情」しか録音が残っていない。
ショパンは膨大な録音が残っているが、ドビュッシー、ラベルもあるので、こっちは聴いてみたいな。
「悲愴」の第1楽章のサンプル音源