カイルベルトの「ニーベルングの指環」(1955)の話

カイルベルトの「ニーベルングの指環」(1955)の話
2006年に発売された、ステレオ録音のカイルベルトの「ニーベルングの指環」(1955)の存在を知った時は、クナッパーツブッシュの指環やパルジファルを揃えるので手一杯だったし「なんでクナのステレオじゃないのよ」等と思って完全スルーだったのだが、ヴァルナイ唯一の、ステレオによるブリュンヒルデであり、かつソプラノとしての全盛期であるということを考慮すると、やはり聴いておきたいと思うようになった。
ネット上では、ショルティ盤が不要になった、という意見さえある!(クナッパーツブッシュ盤まで不要という意見もあるが、これは歌手重視の意見なので無視(爆))
当時は分売しかなかったが、現在はBOX化されているので以前よりは購入しやすくなっているが、まあ高い事は高い。
しかし、コンヴィチュニー、ヤングと「指環」が続いているし、クナやクラウスもちょこちょこ聴きなおしているので、今が調度いい機会であろう。