ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団 バッハ名唱集(8CD)
バッハの「ヨハネ受難曲」をいろいろ探していて(主にモダン楽器の歴史的録音)超廉価のセットを見つけてしまった。
収録されているのは
「マタイ受難曲」ギュンター・ラミン指揮(1941)
「ヨハネ受難曲」ギュンター・ラミン指揮(1954)
モテット集 ギュンター・ラミン指揮(1951 1954 1955)
カンタータ集 クルト・トーマス指揮(1959)
「マニフィカト」ギュンター・ラミン指揮(1944)
オケはすべてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。
「マタイ受難曲」は第2次世界大戦中、つまり未だライプチヒが東ドイツになる前、さらにエヴァンゲリストがカール・エルブ、つまり、かのメンゲルベルク盤(1939)のエヴァンゲリストなのだ!これは興味深々。
「マニフィカト」も聴いてみたかったし、これは買いであろう。
他にも「ヨハネ受難曲」を注文しているが、海外からなのでしばらくかかるので、それまではこのセットを聴いていくかな。
ちなみにギュンター・ラミンは、オルガニスト兼指揮者、ドイツ・オルガン運動の唱道者で、カール・リヒターの師匠にあたる。
ドイツ・オルガン運動とは
20世紀初頭,古楽復興の動きの中で,バロック・オルガンの再興をめざすドイツ・オルガン運動
というネット情報があった。
ギュンター・ラミン、クルト・トーマス共に、トーマスカントル(ライプツィヒ聖トーマス教会の音楽監督)だったとのこと。(ラミン 1940~1956 トーマス 1957~1961)