モーツァルト オラトリオ「救われしベトゥーリア」

モーツァルト オラトリオ「救われしベトゥーリア」K.118
ペーター・マーク指揮 パドヴァ・ヴェネト室内管弦楽団(1991)
パドヴァ・チェントロ・ディ・ムジカ・アンティカ合唱団
エルネスト・パラシオ:テノール
グロリア・バンディテッリ:メゾ・ソプラノ
リンダ・ラッセル:ソプラノ
ペッテリ・サロマー:バリトン
カテリーナ・トログ・レーリク:ソプラノ
サビーナ・マックーリ:ソプラノ

モーツァルト170CDであるが、モーツァルトにオラトリオがあるとは知らなかった。モーツァルト15歳の時の作品である。
旧約聖書外典「ユディト記」が元になっているという。この話、敵軍に乗り込んで油断させて司令官の首を切り落とす女性の話で、そのドラマティックさからヴィヴァルディのオラトリオ「勝利のユディータ」
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20110508/1304806276
等々、絵画、小説、クラシックの題材となっている。
けっこう切なくも美しいフレーズに満ちて、これはもっと聴かれてもいいのでは?
ちなみに、このペーター・マーク盤は、単独発売だとえらい高値がついている。ある意味このセットで入手できて運がよかった。

音源は違うが2曲目のアリアを載せる。