マルケヴィチのベルリオーズ「ファウストの劫罰」

ベルリオーズファウストの劫罰
マルケヴィチ指揮 ラムルー管弦楽団(1959)
エリザベート・ブラッスール合唱団
フランス国立放送児童合唱団
リシャール・ヴェロー(テノール
ミシェル・ルー(バリトン
コンスエロ・ルビオ(メゾ・ソプラノ)
ピエール・モレ(バス)
ベルリオーズ名演集」である。
マルケヴィチという指揮者を寡聞にして知らなかったが、先日のシェルヒェン(シェルヘン)
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/08/25/050627
同様、作曲家兼個性派指揮者ということらしい。シェルヒェンより20歳程若い。
さて、演奏の方は、推進力抜群の激烈な演奏で、楽器間のバランスも個性的。ラコッツィ行進曲など、かなりのハイスピード。合唱も(マルケヴィチの指示かどうかはわからないが)クラシックらしからぬシャウトに聴こえる部分もある。なるほど、個性派指揮者である、かなり楽しめる演奏なので、標準盤としては推せないが、セカンドチョイスには是非とも!といった感じ。
シェルヒェンもいつかまとめて聴きたいと思っていたが、このマルケヴィチもまとめて聴いたら面白そうだ。